わたしが19年使ったauからMNPした理由

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この度、19年近く一途に使い続けてきた、auとの契約を終了して、MNPすることにしました。今までも何度かMNPしようかと思いつつ思いとどまってきた私が、ついにauとさよならすることを決意した理由です。

今まで思いとどまってきた理由

やっぱりキャリアが強いと思っていた

格安SIMの情報を集めていると、お昼の時間帯の通信速度が極端に遅くなる、といった情報をよく目にします。実際に使っている友人などに聞いてみても、ネットが全然表示されない、ということもあるとのことで、格安SIMへの移行を躊躇していました。キャリアだと、極端に通信速度が遅くなることがありませんので、安心感はありました。

通話し放題が必要

頻繁に通話するわけではないのですが、一度の通話に数十分かかるということがよくあります。そのため、精神衛生上、時間無制限の通話し放題プランを必須条件としていました。

格安SIMでも、通話し放題が付いているプランも多くありますが、5分とか、10分とかの時間制限があり、超過すると、従量制の料金が発生することがほとんどです。でも、10分経つごとに、いったん切ってかけなおすのは、面倒です。また、IP電話であれば、時間無制限で通話できるというものもありますが、通話品質に劣るIP電話だと、通話にストレスを感じてしまうことが多いです。

そのため、時間制限のない通話し放題プランを選択するために、キャリアとの契約を続けていました。

ネットも電気もau系に統一していた

auを使っていると、自宅のネット環境や電気の契約をau系にすることで割引が適用されるため、一本化していました。そのため、auをやめると、メリットがなくなるから、ネットも電気も別のを探さないといけないかな・・など考えると、面倒になり、気持ち的な障壁になっていたような気がします。

主にこの3つの理由で、ずっとauとの契約を続けていたのでした。きっと、格安SIMなどに変更しようと考えたものの、同じような理由でキャリアとの契約を続けている方も少なくないと思います。そのような方には、私がMNPを決意した理由を知っていただけると嬉しいです。

MNPを決意した理由

キャリアの価格の高さに嫌気がさした

下の画像は、実際のauの請求明細です。20GB＋かけ放題のプランで約6,000円です。

実際の使用では月の通信量は7GB未満が多いので、プランを下げることを検討したのですが、7GBまでのプランに変更しても、300円ぐらいしか安くなりませんでした。

機種代を含まず、毎月6,000円はさすがに高いなと感じ始めました。

f:id:infogura:20191125150655j:plain — auの請求明細

割引の終了

ただでさえ高いのに、次の月には、「スマホ応援割」と「iPhoneギガトクキャンペーン」が終了することに運よく気付いたのです。この2つの割引が終了すると、同じ契約にも関わらず、1,520円プラスの7,500円ほどになってしまいます。

ただでさえ高いと思ったのに、さらに値上がりするということで、これは乗り換えを真剣に考えてみるきっかけになりました。

皆さんも、時々明細を見返して、1年限定の割引などの終了時期をチェックすることをおすすめします。

auの引き留めがなんかせこい

MNP先を見つけて、意を決して、MNP予約番号をゲットするためにauに電話した時の出来事で、最後に残っていたauへの長年の愛着もすっかり消えました。

1回目の電話：MNPする場合、家の光回線（au系）はどうするか尋ねられ、そのままの予定だと答える。iPhone 11にも使える11,000円分のクーポンを発行するから、引き続きauを継続するように説得される。押しに弱い私は、いったん考えると言って電話を切る。

2回目の電話：やっぱり、MNPしようと思って、再度電話をかける。1回目と同じようなやり取りがあり、家の光回線（au系）はどうするか、また尋ねられる。なんで家の光回線のことを尋ねるのかと不思議に思い、はったりでこれを機に変えるつもりと伝える。そうすると、家の光回線（au系）の料金を12か月間1,000円割り引くとの申し出が・・。

えっ、、、19年au一筋だったのに、1回目に家の光回線（au系）はそのままのつもりといった時は、そんな値引きの話はなく・・、スマホも家の光回線も乗り換えると言って初めて、割引の話・・。

そっか、auって、長年のお客を大事にするんじゃなくて、黙って使う客からは取れるだけお金を取ろうって会社なんだ！と気づいたのです。勝手にauに愛着を持っていましたが、auは私のことをお金としか認識していないのです。なんだか、片思いだということに気付いた時のような、少し寂しい気持ちでした。

ということで、心おきなくMNP予約番号を発行してもらったのでした。