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Windows 7をWindows 10にあげたい。それがお勧めできない理由

こんにちは。

Windows 7のサポートが終わってから少し時間が経過しましたね。

今でもたまに、Windows 7を10にあげようかと思っている、という人の話をちらほらお聞きします。

個人的には全くお勧めしません。その理由をいくつかご紹介します。

 

対応しているか定かではない

Windows 7が10に無料でアップグレードできる対象だったので、何も問題なくできると思ってしまっている方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、そんなことはないんです!

Windows 7搭載のパソコンは、Windows 7がリリースされた2009年ごろから始まり、Windows 8が始まった2012年ごろまでの機種です。

一方、Windows 10は2015年からリリースされています。Windows 7搭載のパソコンは2012年までしか作られていませんから、そもそもWindows 7搭載のパソコンはWindows 10にアップグレードされることを想定して作られていないんです。

 

Windows 7を10に無料でアップグレードできると言われていた時に、メーカーがアップグレードできる機種リストを公表していました。

実際、それ以外の機種は不具合が起きることが多く、初期化しないといけなくなったり、データが消えてしまったり…と、不具合が生じて困ってしまった方がたくさんいらっしゃいました。

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メーカーがアップグレードできると言っている機種リストに載っていたけど、タイミングを逃してしまって、今アップグレードしたいという方もいらっしゃると思います。

しかし、そのリストはWindows 10ができた当初(2015年当時)のものです。それから5年も経った今、さらにたくさんのアップグレードがなされてきたWindows 10で動作できる保証は全くありません…

 

安いものではない

無料アップグレードが終わった今、Windows10にしようとすると約2万円かかります。

先ほどあげた理由を考えると、2万円払って試してみる価値はあまりないと思われるかもしれません。

 

まとめ

Windows 7搭載のパソコンはとても使いやすかったのですが、Windows 10にアップグレードするにはハードルが高いことがお分かりいただけたかと思います。

無理にアップグレードしようとせず、その2万円を次のパソコンを購入するお金にあてることをおすすめします。