こんにちは!
在宅ワークや外出を避ける日々、家で過ごしていると「wi-fi遅いなぁ…」と感じる方も多いようで、最近ルータを探しに来られる方によくお会いします。
しかし、「どう選んだら良いかわからない。」「パッケージに書いてあることが意味わからない」という方も多いようです。
ではどのように選んだら良いのでしょうか?
パッケージに書いてある数字(GHz)
1733Mbps(5GHz) +800Mbps(2.4GHz)
などMbpsという単位がついた数字が2つ、そしてGHzという単位がついた数字が二つ書いていることが多いです。
GHzは周波数を表します。上記のルータの場合は、5GHzと2.4GHzの2つの周波数が飛んでいる、ということです。最近のルータのほとんどは、この2種類の周波数を飛ばすものがほとんどです。(低価格商品だと2.4GHzのみのものもあります。)
なぜ2種類の周波数を飛ばしているのでしょうか?それはそれぞれに特徴があるからです。
2.4GHzには...
・遠くまで飛ばすことができる(障害物などにも強く飛距離が出る)
・5Ghzよりも受信できる機械が多い(プリンターなど)
・デメリットは、多くの機械がこの周波数を使うので干渉して妨害を受けやすい
5GHzは逆に...
・飛距離ではなく速度重視
・使用している機械が限られているので、安定した接続が可能
なので、基本的に5Ghzを使用できるときは5GHz、飛距離が欲しいときは2.4GHzを使うのがおすすめです。
パッケージに書いてある数字(Mbps)
Mbpsは速さの数値です。この数字が大きければ大きいほど、速度の速いwi-fiを飛ばすことができるということです。
しかし、通信速度がこれに見合っている必要があります!
例えば、時速200kmで走れる車でも、渋滞に遭遇したら時速20kmや10kmで走るしかありませんよね?
極端に言うと、家に10Mbpsの速度のインターネットしか来ていなければ、1733Mbpsのルータでも、300Mbpsのルータでも、10Mbpsの速度しか出すことはできないんです...
光回線を使われている多くのご家庭は、1GBプランというプランに入られていることが多いです。(最近は違う方も増えてこられていますが。)
1GBプランであれば、最高で1000Mbps家に届きますよ、というプランです。(あくまでも最高の数値です。実際に来る速度はもっと落ちます...)
ルータの速度が光回線の速度を下回れば、最高速度はルータの速度になり、ルータの速度が光回線の速度を上回れば、回線の速度が最高速度になります。
今の契約の速度に合わせて購入を決める方もいらっしゃいますし、これから先2GBのプランや5GBのプランなどに変更し、回線速度が上がっていったときのことを考えて、大きめの数値のルータを買われる方もいらっしゃいます。
まとめ
販売されている多くのルータのパッケージで、一番大きく書かれている数値の見方をご紹介をしました。
しかし、ルータ選びで考えることのできる要素はまだあります。
また次の機会にご紹介します!
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!